手塚貴晴:独特なふじようちえん建築秘話と海外の反応とは?

―世界でも注目の建築

歪な楕円が特徴的な
手塚貴晴さんの代表作
ふじようちえん。

 

園長である
加藤積一さんの教育理念と
手塚貴晴さんの類稀なる発想が
生み出した幼稚園です。

 

今回はその幼稚園の
建築秘話と海外の反応に
迫ってみたいと思います。

こんな方にオススメ!
ふじようちえんの建築秘話が気になる方

ふじようちえんの海外の反応が気になる方



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ふじようちえんの建築秘話

元々のふじようちえんは
園長の加藤積一さんの
おとうさんが経営していました。

 

しかし、
老朽化がひどかったため、
加藤積一さんの代に、
立て替えを検討していました。

 

その際、
加藤積一さんは
折角だからという事で
自身の教育理念を体現した
子供がのびのびと出来る
園舎を考えていました。

 

しかし、
知り合いの設計士の案は
無機質な箱の積み重ね
どれもピンとこなかった
そうです。

 

その時に、
加藤積一さんが
気に入ったのが
手塚貴晴さんが手がけた
代表作の一つ、
「屋根の家」でした。


(引用元:ぼんぼり光環境計画
URL http://bonbori.com)

 

ふじようちえんと
見比べてみると…


(引用元:1oven.com
URL https://www.1oven.com/)

面影がありますね!

 

特徴的な天窓も点在し、
屋根の家を円形に
引き伸ばした感じです。

 

実際、
加藤積一さんは、
「屋根の家」を見て、

「子供たちが屋根で
遊べたら面白いかも」

と考えて手塚貴晴さんに
依頼したそうです。

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設計で議論された点も多い

この特異な園舎は
かなり議論を煮詰めた
そうですね。

 

例えば
屋根の上の手すり。

 

加藤積一さんは
手すりをつけずとも
人間は落下したら
頭を自然にカバーする
様になっているから
大丈夫と設置に反対し
ネットを張り巡らせるなど
提案したそうです。

 

しかし、
国と手塚貴晴さんが
それは厳しいと反対し、
背が高く目の粗い手すり
(子供の手足だけは通る)
を付けることになりました。

 

ですが、
妥協案として、
屋根を突き破るように
立っている木には、
(もちろんこれも遊具)
2階の屋根部分にネット張り
落下防止にしています。


(引用元;設計室blog
URL http://sekkei.exblog.jp/5211792/)

 

又、
風通しの良さや
自然な雑音も
大切にするよう
依頼がありました。

そのため、
各教室も間仕切りは無く、
家具が間仕切り代わりに
なっています。

 

そして、
その家具の使い方は
各教室に先生や
子供たちに一任しており
ここにも想像力の種が
散りばめられています。

 

歪な楕円形の理由

さて、
最もこの設計で
特徴的なのは
歪な楕円形をした
園舎自体の構造です。

 

行き止まりのない設計
と考えていたそうです。

 

その時、
手塚貴晴さんのお子さんが
グルグル回っているのを見て
円形にしようと考えたそうです。

 

そして、
楕円形に決めたそうですが、
フリーハンドで書いたがため
多少歪になっているそうです。

 

実際、
教室の幅や屋根の幅は
凸凹になっています。

 

ですが、
この設計のお蔭で、
子供たちはのびのびと
走り回れます。

 

そして、
角が無いので「隅」が
存在しません。

よって、
子供の間での仲間外れも
減ったそうです。

 

様々な点で画期的な
構造なんですね!

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ふじようちえんの海外の反応は?

このふじようちえんは
海外でも評判の高い
幼稚園です。

 

そのデザインや
子供たちの居心地の良さ
といった側面から
注目され始めました。

 

さらに、
世界中から
取材や視察が殺到して
いるそうですね。

 

そんな
海外での注目の声を
一部紹介したいと
思います。

※以下、
私の駄訳でお送りします 笑




Don’t control them, don’t protect them too much. Amen.

子供たちを
過度に管理・保護しない、
それが良い。

 

Awesome idea – both from an architectural and educational perspective. It’s sad to think much of this good work will be undone shortly after the kids have started going through elementary school.

建築的にも教育的にも
バランスのとれた素晴らしい
アイデアだと思う。

けど直に
子供達は小学校に行き
この良い教育が
台無しになるのが悲しい。

 

Very nice! Am I too old to play there? A great environment

すごくいいね!
僕もまだそこで
遊んでいい年かな?
非常に良い環境だ




…というように、
皆さんこの環境を
絶賛しているようです。

 

一方で、
この後に進むであろう
小学校以降でこの教育が
無駄になるのでは?

というような
指摘がなされているのが
ちょっと残念かな…
と思いました。

 

いずれにしても、
この幼稚園の試みは
素晴らしいものとして
世界中に認知されていますね!

 

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