
―トリプル台風で列島大荒れ
ここ数日、
日本列島は大荒れです。
日本は元来
こういった災害に
悩み続けた国なので、
大したことはないですが…
それでも、
近年の気象状況は
変な感じですね…
そこで今回は、
2016年を騒がす
トリプル台風について
調べてみました!
こんな方にオススメ!
2016年8月のトリプル台風の原因が気になる方
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Contents
そもそも、台風はどうやってできるの?
はるか昔に、こんなことを勉強した
気がするような
しないような…
まぁ、
遅れてやってきた
自由研究だと思って
ここからお付き合いください 汗
台風とは
台風は、熱帯の海で生まれた
低気圧が成長して
強くなったものです。
そして、
この低気圧は
熱帯低気圧といいます。
おそらく、
天気予報や天気図で
見た方・聞いた方
いるのではないでしょうか?
とりわけ、
日本の南・東南アジア付近の
海で生まれた熱帯低気圧が
発達・成長したものを
「台風」と呼んでいます。
因みに地球上では、
赤道付近のどの海上でも
台風のような現象は
存在しており地域によって
- ハリケーン
- サイクロン
- 台風(タイフーン)
熱帯低気圧と台風
南の海が熱せられて上昇気流ができ、
空気の渦ができます。
その過程で、
水蒸気が積乱雲に
積乱雲が熱帯低気圧に
熱帯低気圧が台風に…
…と成長していきます。
そして、
海上にある間は、
水蒸気を集めて
エネルギーを保ったまま
北上を始めます。
なぜ台風は7~9月に多く日本に来るのか?
台風は、高気圧の縁に沿って
上空の風に乗り
北上していきます。
日本でピークになる
7~9月の時期は
上空の南風が強いです。
更に、
太平洋高気圧が
日本列島の東から
張り出してきます。
そのため、
日本列島を通過する
台風が多いのです。
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2016年8月に来たトリプル台風の原因は?
さて、これを踏まえたうえで、
今回のトリプル台風を
見てみましょう…
理由1:フィリピン沖の海水温が高い
台風が発生したフィリピン沖の海水温は
高い状態が続いていました。
台風は、
海水が熱せられた時の
水蒸気と上昇気流が
エネルギーの源ででしたね。
それ故、
この海水温が高い状況は、
台風ができやすい状況だった
と言えます。
理由2:太平洋高気圧がトリプル台風を誘導
日本の夏が暑い理由はこの太平洋高気圧が
覆いかぶさるため
なのですが…。
丁度、
トリプル台風が襲来した
時期の太平洋高気圧は、
少し東寄りの引いた所に
位置していました。
そのため、
太平洋高気圧の縁を
通る傾向のある台風が
日本を直撃してしまいました。
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予測不能で混乱するトリプル台風
さらに、トリプル台風の
質が悪いのは、
予測しにくい事です。
ちょっと、
台風の進路予想を
見てみましょう…
![]()
(引用元:ヤフージャパン
URL http://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/typhoon/?c=1)
台風9号は
太平洋高気圧沿いに進み、
北上したために
列島直撃しています。
一方で
台風10号の方は…
「じゃあ俺、帰るわ―」
的な動きを見せて
いますよね…
低気圧が
複数個存在したときに
相互効果が生まれて
進路が変わったりする事を
「藤原の効果」
というのですが…
それが
起こっているみたいですね。
※実際にはその他の
影響も考えられる。
これが、
予測を難しくさせる
要因になっています。
台風が複数来た期間の
天気予報はあてにしない方が
良いかもしれません。
…
今回の台風で、
ダムは潤うでしょうが…
別のところに被害が
ありそうです…
皆さんも、
台風にはくれぐれも
お気を付け下さい。
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