喜多川歌麿の代表作品「深川の雪」の発見と美術館について

本日、
美の巨人たち」で
喜多川歌麿代表作品の一つ、
深川の雪
特集されるようですね。

 

1948年から66年間、
行方不明になっていた
こともあり、
発見されたときは
ちょっとしたニュースに
なりましたね。

 

そんな、
喜多川歌麿と、
深川の雪について
気になったので
少し調べてみました!



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喜多川歌麿とは?

生年ははっきりとは
していませんが、
1753年という説が有力です。

没年は1806年10月31日。

 

江戸時代の浮世絵師ですね。

 

出身地は川越とも江戸とも
言われておりはっきりと
わかってはいません。

 

元々、
役者絵や絵本、美人画
を生業としていました。

 

狂歌が流行った事から、
その流れで、
狂歌絵本という、
社会風刺をこめた短歌に
浮世絵を合わせたものを売り、
大ヒットしました。

 

その後、
錦絵や肉筆浮世絵
を書き続け、
江戸で人気の絵師になりました。

 

しかし、
江戸で風俗の取り締まりが
厳しくなりました。

 

そこで、
喜多川歌麿判じ絵を使い
法の網をかいくぐったそうです。

 

因みにこの時、
喜多川歌麿判じ絵
使ったことで
江戸に判じ絵ブーム
が起こったと言われています。

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作風

喜多川歌麿の作風は、
どこまでもリアルを
追求することで得られた
臨場感です。

 

喜多川歌麿は現実世界を
絵で切り取るために、
女性が生きている環境
雰囲気性格なども
伝わるように
細かく描写しています。

 

そのため、
その当時一般的だった
全身画のアングルではなく、
上半身や顔のみといった
アングルの描写を試みました。

 

そんな、
「動き」のある表現が出来る
喜多川歌麿は好んで
一般女性をモデルに
描いたと言います。

 

「日常を切り取る事」

 

この事を
如何に探求していたか
分かりますね!

 

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深川の雪

さて、
数年前に奇跡的に発見された
代表作品深川の雪」。

 

喜多川歌麿晩年
江戸後期に描かれた作です。

 

大判の浮世絵に
雪景色の深川の茶屋をバックに
戯れる大勢の遊女たちが
描かれています。

 

描かれたものの息遣いを
感じさせる細かな描写
見る者の視点を計算した構図
は天才としか言いようがありません。

 

さて、
この「深川の雪」なのですが、
実は、栃木の豪商
釜屋善野伊兵衛
(かまやぜんのいへえ)
が書かせたと伝わっています。

 

しかし、
実際にどんなやり取りが
あったのか等の詳細は
不明だそうで
研究がつづけられている
ようですね。

 

また、
この絵は実は3部作
依頼されており、
他にも
品川の月
吉原の花
と合わせ
「雪月花」の3作になっています。

 

どこで見れる?

因みに、
この3作の所蔵先は、

 

品川の月図:フリーア美術館
所在地アメリカ

 

吉原の花図:ワズワース・
アセーニアム
所在地アメリカ

 

深川の雪図:岡田美術館
所在地神奈川・箱根

 

となっています。

 

しかし、
展示されていない時期も
ありますので要注意です…

 

…ですが、
不確実ですし、
アメリカにもそう簡単に
行けませんよね…汗

 

そこで、
比較的簡単に3部作が見れる
スポットをご紹介します。

 

栃木市役所です。

 

この3部作の高精度複製画
を三美術館の協力の下
作ったそうで
展示中だそうです。

 

開催場所
栃木市役所4階

開催期間
平成28年3月27日まで。

開催時間
平日は8:30~17:15
土日祝日は10:00~16:00(最終入場15:30)

料金無料
だそうです!

 

複製とはいえ
一挙に見れるのは
いい機会ですね!

 

興味のある方は是非!

 

※芸術に興味のある方、
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